夜間急病で往診サービスを使った件@ベルギー




2歳の娘は毎月のように熱を出します。

たいていは大したことないままに治るのですが、ひとり目の子供なので親の方が心配ですぐに医者にかかります。

しかし、子供は病院が閉まっている時に限って体調が悪くなります。
昼間は元気に遊んでいたのに、夕方から微熱が出始めて、夜になったら高熱&嘔吐に倦怠感。

日本であれば「まぁ大丈夫かな、明日病院にでも行こうか」と思えるのかも知れませんが、異国の地だと心配もなおさらです。

 

そういう時に本当に助かるのが

「往診サービス SOS Médicine」

電話一本でお医者さんが自宅まで診療に来てくれます。

(HPによるとベルギーではブリュッセル地区のみのようです)

 

うちはすでに3回ほど利用していますが、毎回満足の行く診療をしてくれます。

今回はそのうち1回の利用例を書いてみます。

診療時間外に発熱・嘔吐・倦怠感

娘は普段から便秘気味なのですが、一週間ほど便秘が続いてしまったある日、大量に嘔吐。

熱はまだ出ていませんでしたが、娘の様子も「ぐったり」

便秘からの腸閉塞なんてこともあるのか!?と思い始めると、悠長に構えられなくなりました。

しかし例のごとく、すでに夕方。

かかりつけの医者は閉院しており、明日の朝まで待たなくてはなりません。

選択の余地無し、ということで「SOS Médicine」を呼ぶことにしました。

SOS Médecineに電話

フランス語で応答されますが、英語でも対応もしてくれます。
これまで何回か電話してしますが、英語が通じなかったことはありません。

  • 電話番号
  • 病状
  • 名前
  • 住所

を聞かれます。

電話番号が住所に紐付けされているようで、2回目以降だと住所は言わなくても良くなりました(SOS Médicineが住所を口頭確認してくる)。

病状を伝えると、1〜2時間後に医者が往診に行くとのこと。

混み具合によると思いますが、私たちが利用した時はたいていの場合1〜2時間で来てくれました。

ちなみに1度だけ、医者が出払っていて自分で病院に行くように言われたことがありましたが、それはまた別記事で紹介します。

 

1時間ほど待ったところで、医者がやってきました。

背の高い紳士で英語での対応も可能でした。かつ非常にやさしい!!

SOS Médecineを利用すると先生は毎回違う人が来ますが、なぜか毎回やさしい人が来てくれる!!

そのまま掛かりつけの医者になってほしい!と思うほどです。

 

おもむろにアタッシュケースから聴診器を取り出し、お腹を聴診&触診。

腸は正常に動いているので腸閉塞ではなく、便秘から来る消化不良との診断。

整腸剤の処方箋をもらい、診療代は72ユーロでした。

診療代は日時で決まっているようで57ユーロから107ユーロの間だそうです。

詳しくはSOS  Médecine HPを参照ください。

夜間営業の薬局へ

さて、処方箋をもらいましたが、すでに夜なので薬局は閉まっています。

しかし、ベルギーでは休日・夜間でも薬局が持ち回りで営業しています。

https://www.pharmacie.be/accueilで現在地を入力すると近くで営業している薬局を教えてくれます。

実際にその薬局に行ってみると「一見閉まっている」状態の薬局がありますが、インターホンを鳴らすことで対応してもらえます。

まとめ

実は翌日、娘の病状が一向に良くならなかったので2日連続でSOS Médecineを利用しました。

3日目になってようやく快方に向かい、一見落着となりました。

 

SOS Médecineというシステムは発祥はフランスで、同様のシステムはいくつかのヨーロッパの都市で運用されているようです。

往診サービス、夜間営業薬局は小さい子供を持つ家では大変ありがたいシステムです。

特に嘔吐したときなどは病院まで連れて行くのも大変ですし、子供が2人以上いるとなおさら大変だと思うので、本当に便利です。

日本にあればいいのにと思って調べてみると、日本でも都市部や一部サービスでは始まりつつあるようです。(知りませんでした。。。)

一部の人だけでなく、全ての子育て世代が恩恵を受けれるような医療サービスを日本も整えてほしいと、海外駐在して思うのであります。




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